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ゲームCGを学べる名古屋の専門学校 名古屋工学院専門学校の教員によるブログ。 学校のことからゲーム開発の裏側まで、幅広く書きます。 ゲーム好きには読む価値あり!
2017 . 10
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    昔、マイクロソフトへの転職を考えたことがあります。
    大学を出て事務系の仕事に就職して4年ほどたった頃です。
    人材とか能力とかが要求されるような担当ではなく、
    楽なことは楽だったのですが、その分、虚しさも募っていました。
    そのとき、講読していた技術系の雑誌で人材募集の特集記事を読み、
    「ソフトを作る人間になりたい」という気持ちが、沸き起こったのです。

    もちろんマイクロソフトは、ソフトの世界では当時においても大企業です。
    ただ、ソフトの世界自体がとても小さかったので、遙かに小ぶり。
    全世界の社員を足して3千人程度という規模でした。
    社会にとってのPCの存在が
    Windowsとインターネットによって
    決定的に大きくなったのは、まだ数年後のことですから、
    私のような人間でも、全く可能性がなかったわけではありません。
    実際には、マイクロソフトではなく、ゲーム会社のドアを叩き、
    もっぱら非実用ソフトウェアの世界で生きていくことになったわけですが、
    もし実現していたら、ビル・ゲイツに直接怒鳴り散らされるという、
    得難い経験をしていたかも知れません。

    さて、先日、アップルのスティーブ・ジョブズが、引退を表明しました。
    ソフト屋への転職を決断したのは、実は彼の言葉がきっかけです。
    創業者として優秀な経営者をスカウトする必要に迫られたジョブズは、
    ペプシのCEOだったジョン・スカリーを引き抜いたのですが、
    そのとき殺し文句として使ったこんな言葉があるのです。
     「あなたは残る人生を、砂糖水を売って過ごすつもりですか?
      世界を変えてみるチャンスにかけてみようとおもいませんか?」
    “生ゲイツ”には、その後CESAのパーティーで会うことができました。
    ジョブズは、いつかそのプレゼンを聴きたいものだと思いながらも、
    残念ながらその機会がないままに終わってしまいました。

    私たちソフト屋にとって、こうした“創造主”たちは、
    最大級の敬意と同時に親近感も感じる存在です。
    特に、ジョブズなんて、最初に入った会社はアタリ社ですから、
    ゲーム屋としては大先輩でもありますね。
    ただ、こういう感覚も、ソフト屋ならではと思うのです。
    例えば家電会社のエンジニアにとっての松下幸之助とか、
    自動車関係者にとっての本田宗一郎といった人たち。
    これはもう神様ですよね。
    でも、ソフト屋にとっては、業界の頂点にいる人も、
    そして歴史を作ってきた第一線の人も、しょせんは同時代人。
     「おいおい、ビル。あんたまたひどいOS作ったな。
      少しはスティーブを見習えよ!」
    なんて感じで、どうにもならない親しみがあるのです。
    結局同じ高さの地面を踏んでいるよね、みたいな。

    今、ゲーム屋を目指している学生諸君と日常的に接していますが、
    世代は変わりながらも、同じようなことを感じます。
    相手がどんなにメジャーだろうが、彼らは根本的に対等目線。
    だめなものははっきりと批判しますし、いいものは素直に受け入れます。
    「××さんが作ったんだから、面白いはずなんだよ」なんてことは言いません。
    そして、だいじなのはそこでしょう。
    現実に新しいものを創造するのは、
    神様ではなく、自分と同じ人間なのですから。
    (傭兵隊長)
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