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ゲームCGを学べる名古屋の専門学校 名古屋工学院専門学校の教員によるブログ。 学校のことからゲーム開発の裏側まで、幅広く書きます。 ゲーム好きには読む価値あり!
2024 . 04
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    「気になっていたのに、ついやりそびれてしまった」ってありませんか?
    最近、私にとって長らくそんな存在だったゲーム、
    『世界樹の迷宮』(アトラス)http://sq3.atlusnet.jp/を、
    今さらながらでプレイしています。

    このゲームは、三次元ダンジョンRPGです。
    といっても、こんにち主流の3D描画ではなく、
    プレイヤーの視界が点透視図法で表現される、
    一人称視点画面のゲームです。
    左右のキーで自分の向きを90度ずつ旋回し、
    上キーで前進するというオペレーション。
    迷路状のフィールドをこれで歩き回り、
    出てくるモンスターと戦いながら、
    冒険を進めていくわけです。
    ゲームデザイン的には
    RPGのルーツのひとつである『ウィザードリィ』を
    強くリスペクトしています。

    初代の登場からだともう4年あまり。
    最新版の発売からでも、既に丸1年以上。
    なぜこれまでプレイしそびれてしまっていたのかというと、
    正直に言えば、悔しかったからです。

    ウィザードリィに代表される昔のゲームは実に荒削りです。
    簡単に全滅したりハマリを起こしたりしますし、
    ビジュアルやストーリーも最低限でしかありません。
    しかしその分、プレイヤーは緊張感を持ってプレイできましたし、
    また創造力を刺激されもしました。
    近年のゲームでは「映画のような」があたりまえになり、
    派手なビジュアルや手の込んだストーリーが組み込まれています。
    また、レベルデザイン的にもきわめて親切です。
    しかし、それゆえに失ってしまったものも少なくありません。
    そんな古いゲームの良さを活かしたゲームを
    現代の技術で作れないだろうかと、長いこと模索していました。
    その意味でこの『世界樹の迷宮』は、
    本来、自分が作りたかったゲームです。
    やりたかったことを先にやられてしまった悔しさが、
    プレイヤーとしての参加を心理的に妨げていたのです。

    ただ逆に言えば、自分自身が待ち望んでいたゲームなのですから、
    そのあたりの複雑な心境を乗り越えれば、面白くないはずがありません。
    まだほんとうに始めたばかりですが、長く楽しめそうです。
    できればDSではなく、
    大きな画面でプレイしたいところですが。

    (傭兵隊長)
     

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