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ゲームCGを学べる名古屋の専門学校 名古屋工学院専門学校の教員によるブログ。 学校のことからゲーム開発の裏側まで、幅広く書きます。 ゲーム好きには読む価値あり!
2017 . 10
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     毎年、卒業前日にいろいろ配られる。その中に、卒業文集「希望」がある。
    今年も既に刷り上っているようだ。 
     我がクラスは、2つとも選ばれ掲載される予定だ。
    その中の1つを、先立って紹介したい。 

    ==================== 原文 ====================
     その真っ暗な部屋には、何も描かれていない真っ白なキャンバスがあった。
     私はいつからか、この真っ暗な部屋の中にいた。
     
     そのキャンバスに、私は何も描けていない。
    このキャンバスは私そのものだった。
     
     私は筆を投げ出し、真っ白なキャンバスのある真っ暗な部屋から飛び出した。
     けれどいくら走ろうとも、続くのは暗闇。
    私は歩き疲れそのまま立ち止まる。何も無い、何も無い世界。
     
     私はいったい、何がしたいんだろうか。
    暗闇に溺れないよう、もがくように再び歩き始めた。
     
     しかし歩き続けても、やはりあるのはただの闇。
    私はどこに向かっているのかさえ判らない。
     
     折れそうな心を支える物も無く、歩くのを止めようとしたとき、闇の向こうに何かが見えた。
     何も考えず、ひたすらそれに向かって走った。
     
     ・・・そこにあったのは、真っ暗な部屋と真っ白なキャンバス。
     床に放り投げられた筆が、静かにこちらを見ているような気がした。
     私はその筆をとり、キャンバスに一本の線をひいた。
     
     何故か私の心が躍りはじめた。
     夢中でキャンバスに色をつけていく。
    ・・・私に色をつけていくように。
     
     やがてキャンバスは、染められたその顔を誇らしげに上げていく。
     私の心を染めぬいたように・・・。
     色のない世界を染め終え、私はキャンバスから筆をそっと置いた。
     
     描かれた部屋の窓から青い空が、楽しげに私をじっと見ていた。
    ==================== end原文 ====================

      筆者の心の中が垣間見る事ができ、共感できる部分が多い。
    また、白黒の世界だけで、これだけ鮮明に文章を描ける才能も見え隠れする。 
     我々ゲーム系の学科は、いずれRPGを学ぶため「シナリオ」を書くこともあるだろう。
    その時、彼の才能が活きてくるように思われた。
     
    (善)

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