デッサン室入って右壁の天井付近には、「向上心」と書かれた神、
いや紙が貼られている。そこには「向上神様」がおられる。
向上心を持たず、自分で限界を決めてしまう者は、冷たい壁に
おでこを引っ付けて反省するのである。幸いそこで反省している
学生を見たことはない(¬_¬)。ワタシも新年度に向けて手帳術
を向上させようと思っている。自分なりに工夫してきた記録の術
も、そろそろ改良が必要になってきた。もともと整理術にも凝って
いたので、身の回りを一新!しようと思っている。
ところで、絵画制作の技法の一つにコラージュというのがある。
画面に紙を貼ったり、ワインのラベルを貼ったりして、手描きと
そうでない部分のぶつかり合いからおもしろい効果を狙うものだ
が、ワタシの手帳の中身はコラージュしまくりである。アイデア
はいつ思いつくかわからない。何かの包み紙やらレシートやら、
いろんな紙に書くのだが、それを手帳に写してしまってはいけない。
なぜなら、その時の気分が反映されない。思いついた時の状況
までも、“貼る”ことで記録するのである。そのうちいらなくなった
ものは剥がす。剥がすと紙が痛んだり破れたりして味が出る。
するとそこへ絵筆を入れたくなる。だんだん手帳自体が作品のよう
になっていく・・・あらら(ニ)