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ゲームCGを学べる名古屋の専門学校 名古屋工学院専門学校の教員によるブログ。 学校のことからゲーム開発の裏側まで、幅広く書きます。 ゲーム好きには読む価値あり!
2024 . 04
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    こんにちは、尾鷲人です。

    今回も登山の話。

    この夏、最後の登山です。

    8月28日から30日の3日間で行ってきました。

    場所は北アルプスの槍ヶ岳。

    日本のマッターホルンと呼ばれており、

    標高3,180mと5番目に高い山です。

    今回は尾鷲人のリクエスト。

    尾鷲人の槍ヶ岳登頂は今回で2回目ですが、

    前回は天気に恵まれず、今回に期待。

    ワクワク、ドキドキの登山になりました♪

    メンバーは白馬岳登山の時と同様、

    Pちゃんと教務のT先生、A先生の4人。



    今回の登山コースは一般ルート。

    上高地から梓川沿いに歩いて山小屋で一泊。

    翌日、東鎌尾根という稜線を縦走して山頂を目指します。

    最終日、山頂小屋を出て、再び上高地まで歩く超ロングコース。

    この二泊三日の行程は

    1日目が14km歩いて6時間。

    2日目は登りが中心で5km歩いて7時間。

    3日目は下りのロング22km。

    山頂から上高地まで歩いて8時間です。

    今回のザックは総重量14kg。

    前回の白馬岳より重いです。

    休憩は短く、ほとんど歩きっぱなし。

    とにかく疲れました~。



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    出発点の平湯温泉バスターミナル。

    上高地へはマイカー規制があるのでバスで移動。

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    登山口の上高地。

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    穂高連峰が見える河童橋。

    梓川の水がとにかく綺麗!!

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    皆で写真撮影。

    残念ながら奥穂高岳は見えませーん。

    この時点ではあまり天気は良くないね。

    ここから宿泊場所の槍沢ロッヂを目指します。

    平坦な道なので歩きやすい。

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    綺麗な緑の森の中を歩きます。

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    今回のコースの半分の位置にある横尾。

    ここまでで11km。

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    1日目の宿泊場所の槍沢ロッヂ。

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    館内はこんな感じ。

    混み具合としては少ない方です。

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    ここは相部屋。

    8畳に12名詰め込まれます。

    だから1人あたりのスペースは1畳ないということですね。

    当然、男女一緒です。

    知らない人のイビキ、寝相、部屋の熱気は地獄です。

    尾鷲人は昔、この画像の左奥の布団で寝ました。

    一睡も出来なかったあの状況は今でも鮮明に覚えています。

    ちなみに今回はこの広さを個室として4人で使用。

    料金は1泊2食で9,000円、

    それに個室料10,000円をメンバーで割り勘。

    普通の旅館と変わらない感じです。

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    これは浴室の画像。

    大人4人が入れるくらいの浴槽が2つ。

    山小屋で風呂に入れるところは珍しいです。

    ただ、自然保護ということで石鹸等は禁止。

    基本的には汗を流し、浸かるだけ。

    これでも十分です。

    部屋といい、風呂といい、贅沢な一日でした。

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    風呂の後は夕飯です。

    山小屋らしい食事。

    ちなみにご飯とみそ汁はおかわり自由。

    山小屋はほとんどこのシステムですね。

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    ロッヂ前で食後のコーヒータイム。

    T先生持参のガスコンロでスタバ焙煎コーヒー。

    この時間をみんな楽しみにしていました♪

    山で作るコーヒーは格別です。

    尾鷲人はブラックが苦手なので、

    味はわかりませんが、気分は最高♪


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    翌朝、朝食を食べて出発です。

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    木々の間に槍ヶ岳の穂先が見えます。

    まだまだ小さいですね。

    はるか遠くです。

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    しばらくは沢沿いを歩きます。

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    出発から1時間後、大曲分岐。

    稜線に出るため、急登します。

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    稜線の水俣乗越。

    ここで初めて槍ヶ岳の全容が見えます。

    空の青さが合成写真の様です。

    ここから東鎌尾根を歩きます。

    尾根が鎌の刃の様に切り立っていて、

    道幅が狭いことから鎌尾根と呼ばれています。

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    振り返れば歩いてきた槍沢が見えます。

    上高地ははるか遠く。

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    どんどん槍ヶ岳が近くなってきます。

    みんな足を止めて撮影大会。

    ついつい見惚れちゃいますね。

    北アルプス特有の岩の荒々しさがカッコいい。

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    東鎌尾根は数あるコースの中で

    比較的歩きやすいコースですが、

    こんな垂直梯子や木製梯子が所々あります。

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    だいぶ近づきました。

    大迫力、超カッコいい♪

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    槍ヶ岳山荘までの最後の岩登りです。

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    宿泊場所の槍ヶ岳山荘が見えました。

    650名収容できる大型の山小屋です。

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    チェックインを済ませ、山頂の大槍へ目指します。

    ただ、あんまり天気は良くない。

    東鎌尾根を歩いているときは快晴だったんだけど、

    山小屋に近づくにつれてガスが...

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    大槍を下から見上げます。

    高さは約100m。

    ほぼ垂直の岩を登っていきます。

    ロッククライミングですね。

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    手足を引っ掛ける場所が無い所は杭が打ち込まれています。

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    最後の登りは垂直鉄梯子。

    28.jpg

    上から見たらこんな感じ。

    ちょっと怖いですね。

    落ちたら真っ逆さま。

    確実に400mは滑落します。

    T先生は片手で余裕みたいですが(汗)

    尾鷲人が初めて登った時は腕がすくみましたよ。

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    約30分で山頂です。

    みんなで記念撮影。

    残念ながら周りがガスで視界ゼロ。

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    下りる時も一苦労。

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    鎖場や岩場を三点確保で一歩ずつ。



    あとは夕飯までまったりタイム。

    お昼ご飯食べたり、コーヒー飲んだり。

    山での時間を満喫します。

    あっ、槍ヶ岳山荘のカレーライスはおススメですよ。

    山小屋とは思えない絶品の料理です。

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    平日なのに結構人がいますね~。

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    この日は相部屋。

    山小屋によくある蚕部屋です。

    尾鷲人たちはこの画像の右上段のベッド。

    10人が並ぶベッドを4人で使えることに。

    ゆったり出来ました♪

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    夕飯はこんな感じ。

    大食堂で食べます。

    食後は談話室でみんなでワイワイ。

    楽しい時間です。

    そうそう、

    愛知県から一人で来たという山ガールに会いました。

    毎週、色んな山に登っているらしい。

    すごいですね。

    明日の準備をして、20時には消灯。

    山小屋の時間は早いです。



    翌朝、3時半に起床。

    そして外へ出てみると...

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    ものすごい星空が!!

    雲一つない3,000mの世界は天の川が広がっていました。

    そう、これが見たかった!!!

    流れ星も見える見える。

    肉眼でこの状態が見れるんですから。



    しばらくこの時間を楽しんで、

    日の出前に山頂の大槍へ。

    ヘッドライトを着けて暗闇の中のロッククライミング。

    何度か登っているとはいえ、スリル満点。

    さすがに穂先でご来光を迎える人は少ないですね。

    山頂はガラガラでした。

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    ヘッドライトが光るPちゃん。

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    しばらく待って、太陽が上がってきます。

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    山頂の祠に光があたります。

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    Pちゃんと記念撮影。

    北アルプスの峰々、雲海が見えます。

    最高の見晴でした。

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    太陽の反対側には影槍が見えました。

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    穂高への縦走路と槍ヶ岳山荘。

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    はるか向こうには日本一の富士山も見えます。

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    尾鷲人が一番好きな画像。

    光加減、構図、風景、最高の一枚です。

    とにかく写真を撮りまくり。

    ずーっと見ていたい感じでした。

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    山小屋に戻って、朝食。



    山頂でゆっくりした分、予定より1時間以上の遅れ。

    帰りのバスの時間があったので、急いで支度。

    9時間を予定していたところを8時間で下山。

    結構のハイペースですね。

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    途中、名残惜しい感じで何度も振り返りながら帰りました。

    今回の槍ヶ岳登山は天気に恵まれ、

    最高の登山になりました。

    槍ヶ岳へは色んなコースがあるので、

    またみんなでアタックしてみたいですね。


    あんまり綺麗な写真がたくさん撮れたので、

    今回は長文になってしまいました。

    最後まで見てくださった方、ありがとうございました。

    (尾鷲人)
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