私達教員も常日頃、書籍を利用しながらプログラムの勉強をしております。
いろいろな本を購入して、自分の知識を増やすのですが、今日はC言語を勉強する学生にお勧めの本を紹介します。
その名も、「Cプログラミング入門以前」
この本は、一般的なC言語の入門書や解説書とは違い、
C言語を少し学んだことのある人が、興味を持ちながら読める本だと思います。
C言語の勉強に、挫折しそうになっている人、C言語の勉強をあきらめてしまった人、
もしかしたらこの本を読むことで、また勉強しようとする気になるかもしれません。
本屋で見つけたら、一度中をのぞいてみてはいかがでしょうか。
世の中にはすばらしい本がたくさんあります。
一冊の本との出会いが人生を変えることもあります。
よい本を見極める目を持ち、自分の知識を豊かにしていきましょう。
追伸:
ほしいものがたくさんある今日この頃、最近は無線LANの購入を検討中。
自宅にあるネットブックも無線LAN対応、WiiやDSもあるので・・・
ネットワークの教材にもなるかな。
(フットサル海賊団)
今デッサン室では、2年生が自画像を描いています。
鏡の中の自分の顔を、こんなに何時間もマジマジと見つめたことはなかなかないでしょう。
以前、トイレットペーパーを描いていた学生が、「こんなに長いこと“トイレットペーパー”
に向き合ったのは初めてですよ~」と言って大笑いしました。
学生の自画像を見ているとおもしろいです。全くの無表情、少し媚びた表情、あまりの似て
無さに笑い出す人、いい風に描きすぎだと非難ウケまくりの人などなど。しかしその紙に描
かれた顔こそ、自分が思っている自分の姿なのでしょう。立体的な描写はできていなくても、
自分の表情や特徴をよく知っていて克明に描こうとする絵はいいですね。表面的なリアルさ
はなくても内面のリアルさが感じられます。静物デッサンと違って生身の人間でしかも自分
なのだから、穴が開くほどしっかり見つめて自分というものを再確認してしっかり描いてほ
しいですね。(ニ)
実習室にフルハイビジョンの巨大モニターを導入しました。
写真は、画面の精度をチェックしているのであり、
グランツーリスモ5で盛り上がっているわけではありませんw。
最近のゲームやCGは、高精細化されて実写と見間違えるほどとなっており、
クリエイターの数え切れないほどの苦労が、
画面のクオリティーからひしひしと伝わってきます。
クリエイターを目指すには、楽しむことも重要ですが、
超美麗な映像を実現する工夫やテクニックを画面から読み取ることも必要となります。
このモニターを使えば、教室中に、
ハイクオリティーなCGを完璧な精度で
上映することが可能となります。
画面から提供される高精細なCGが、
学生の成長を加速させ、技術レベルの向上と、
より良い作品の完成を期待させてくれます。
VT
学生との会話で 「パスカル」 の話が出た。
「パスカル」と言えば、敏い皆さんは 『考える葦』 や 『クレオパトラの鼻』 など、
パンセの一節を思い浮かべるだろう。
私も好きで、「人間は、ひとくきの葦に過ぎない。・・・ 宇宙はそれについて、何も知らないからである。」 や
「クレオパトラの鼻、それがもう少し低かったら、・・・ 大海 も一つの石で変動する。・・・」
など、「葦」から「宇宙」、「鼻」から「大海」 へ、スケールの大きい考えに、若い頃は感嘆したものである。
逆に、弱いものは他にもあるのに 「なぜ葦か?」 っていう疑問も芽生えたが・・・。
この話もあるが学生との会話は、コンピュータを学んでいる学生らしく、
「パスカル」 と言えば、コンピュータ言語の 「Pascal」 の事であった。
当時、画期的なコンピュータ言語として、
NASA(アメリカ国立航空宇宙局:National Aeronautics and Space Administration)で
使われて評判になった言語である。
一時期、専門書の一画を独占していた書籍類を、私も若い頃に漁った記憶がある。
また、旧コンピュータの発足に値する 「パスカルの歯車式計算機」 を完成させ、
父親(エティエンヌ・パスカル) の徴税官の仕事を楽にしようとした、親孝行息子の話にも及んだ。
その他、パスカルが工学系に貢献した話しも出た。
「パスカルの定理」・「パスカルの三角形」・「確率論の創始(ゲーム関係の賭け考察)」・「サイクロイドの求積問題」・「パスカルの原理(流体の平衡の理論)の提唱」 など。
その中でも、「二項定理」 として有名な 「パスカルの三角形」 は、今でも傑作だと思っている。
最後に、印象深いのは国際単位系の圧力・応力の単位になっている パスカル(Pa)だ。
気象学(天気予報や天気図など)では、世界中で長い間に渡って気圧をミリバールで表現していた。
日本においては、1992年12月1日よりミリバール が ヘクトパスカル(hPa) に置き換えられた。
二十歳の学生が4歳の頃であり、記憶が無いと思うが、我々はミリバールに慣れていたので、違和感を感じたものだ。
いまだに、『960ミリバールの台風が接近・・・』 などの響きが懐かしい。
学生と充実した話し合いができた時間であった。
(善)
2月に入り忙しくなりましたね。
卒業クラスはようやく卒業試験も終わり、
残るは2月21日に行われる制作発表に向けて最後の追い上げです。
また進級クラスも制作発表に向けて頑張っていますが、
その前に明日から始まる進級試験が待っています。
まずは進級試験を無事クリアしましょう。
毎日の作品制作などで体力を消耗気味だと思いますが、
風邪やインフルエンザがまだ流行っているようです。
体調の管理をしっかりやってください。
制作発表まであとわずか頑張っていこう!!
クルミのパパ
今年度、本校のゲームCG分野では、
東海地方で最も新しいモーションキャプチャーシステムを導入しました。
今、職員間でもっとも話題になっているのが、この
“ モーションキャプチャースーツ”
の試着順です。
画像にあるように、黒一色のカッコイイスーツなので、
「GANTZスーツ」だと言って人気があります。
反面、学生に笑われないかとメタボ気味の腹を凹ませて体を滑り込ませています。
無理にでも試着しておかないと、実際の研究開発に支障がでます。
ですから、争って先に試着しようとしています。
特に今年度の卒業制作では、「夢をもった研究開発」 と銘をうって始められました。
ですからこのシステムを、
多くの教官が CGアニメーション作成 や ゲーム開発 へ導入しようと頑張っています。
追記:モーションキャプチャ【motion capture】
関節部にセンサーを付けた被験者に動作を行なってもらい、
被験者の動作をデジタルデータに変換してコンピュータに取り込むシステムです。
取り込まれたデータを元に、3次元グラフィックスのキャラクタの動作を構成していくことで、
リアルな動きを持つアニメーションが作成できます。
CGアニメーションや3Dゲームなどに用いられます。
さらに、スポーツシミュレーションゲームなど、特に人間の動きが重要とされる用途で利用されています。
(善)
PS2 GANTZ Opening
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07年8月から08年9月までのおよそ1年間、
ゲーム会社を目指す人たちに向けのて何か参考になるものを作りましょうというプロジェクトで、
工学院を代表して、東京まで出張し会議を繰り返してきました。
この会議に参加している人たちは、非常に有名な会社の方が多く、
皆さんの知っているところで言えば、
スクエアエニックスさんやナムコさん、コーエーさん、テクモさんなど
大手ゲーム会社の代表の方と専門学校・大学の先生方といっしょということになります。
この出張で、「ゲーム産業における新卒開発者人材育成事業報告書」という
非常に長いタイトルの報告書(一般販売はないそうで)を作成し、
あわせて、ゲーム会社の方々と仲良くなることもできました。
実際に、この経験は非常に多くのことを知ったり、
こういったブログにも簡単に書くことができないことなど聞いたりと、
大いに役に立つものになりました。
やはり、きわどい内容は、第2会議で出てくることが多いようで、
たまたま最後の会議の日に、戦国ゲームの得意な大手と、
幅広くゲームを作っているあの大手の経営統合なんて話も出てきて、
そこらの新聞よりも一足早くびっくり情報を知ることもできていたりもしました。
(もちろん、関連する人は目の前にいました)
このプロジェクトは無事9月に終了することができ、大変ホッとしていたのですが、
この会議のメンバーで講演会を行いましょうということになり、
焦りを隠せず毎日を過ごしています。
日時は、12月4日(木)午前グラフィックデザイナ関連、午後プログラマ関連の講演となります。
場所は、東京の新馬場にある六行会総合ビルB2Fです。
詳しくはこちら⇒http://www.cesa.or.jp/ (報告書のダウンロードも可能です)
もし、参加可能であれば、緊張しまくりの私の姿を見ることになります。
どのくらいテンパっていたかは、後日この場で。
追伸
毎朝の朝食として、小麦粉から生地を作りパンを焼いています。
もう、かれこれ2年くらいになるでしょうか。
朝なので、そんなにたくさん食べることはできないので、
時々、職員室におすそ分けをしています。
自画自賛で
「おおっ!」
っといいたくなるくらいのものができることもあります。
たまたま、おいしそうに焼けたので、この場で大公開です。
皆さんから見て、どう感じますか。また、いいものができたら公開します。
(ぱんやRI)
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こんにちは~
尾鷲人です。
初カキコですね。
え~、簡単に自己紹介から...
ラーメンと山をこよなく愛す教師、尾鷲人です。
授業ではCGを受け持っています。
今日は授業風景を少し紹介。
写真に写っているのは僕のクラスの学生、井上君。
後期作品制作の内容に、今年度導入した最新モーションキャプチャを使っています。
今日はモーションコンテを作るため、リハーサルをしてるところだね。
さぁ、どんな作品に仕上がるか楽しみですね~
また報告しま~す。
(尾鷲人)
キャプチャスーツを着た井上君
画面上ではこんな感じ
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今、本校のMM4クラスのマイブームは、ずばり“将棋”です。
最初は、PSPの小さな画面でやっていましたが、ゲーム性が悪く「やはり盤上だな」って事になり、広がりました。
最初は2人の学生がやっていましたが、珍しさもあって、周りの学生も参加するようになりました。
当然、ゲーム系の学科ですので、ゲームのアルゴリズム解析がメインで始めたのだろうと思いますが、ご存知のように奥が深いゲームであり、コンピュータゲームへの移植には難航しているようです。
私としましては、これ以前に流行った「モンスターハンター」よりはいいかなぁ~と思っています。
やはり囲碁と将棋は、日本のゲームの原点であり、コンピュータゲームを作成する者にとっての基本となると思います。
現在、H君とK君が、クラスの双璧ですが、我もと思われる工学院生の挑戦を待っています。
そして、同じ学校でもなかなか交流の少ないクラスとの親睦も同時に狙っています。
さらにゲーム系学科本来の研究や、学校の将棋クラブや囲碁クラブに発展させていければなぁ~、とも思っています。
(善)
来る11月30日(日)に実施されるCG検定に向けて授業が展開されており、今年4月に入学した1年生は初めて受験する検定となります。
後期になって授業もスピードアップされ、とかく覚えることの多い科目ですが一生懸命に取り組む姿を見ることができます。
今回の受験では、「CGエンジニア検定3級」を目指すものですが、2年生は「CGクリエイター検定2級」に挑戦するなど、より上位の級に挑戦する姿も見られます。
受験者全員が合格できることを期待しています。
名古屋工学院専門学校はCG-ARTS協会の「認定教育校」に認められており、各種の特典を受けることができます。
追記
最近、気に入っているゲームは、「勇者のくせになまいきだor2」です。
このゲームは、「ビオトープ」を題材にして考えられているとの説明があり、今騒がれている環境破壊に対する風刺的なゲームと思います。土のレベルを上げ(ビオトープを維持)、食物連鎖により、 魔物( 生物)を成長させ、勇者(開発者)をやっつけるという内容のものです。久しぶりに気に入るゲームを発見し、毎日の通勤電車の中で楽しんでいます。
(三河原人)