地方出身の学生と談話していて、
「この地方は、有名な武将が大勢いましたね!」
との話題が出た。
そういえば、三大武将の信長・秀吉・家康の出身地であり、
近くには熱田神宮があり、名所旧跡が多いと今更ながら驚かされる。
私の好きな武将で、岩倉出身の 山内一豊 の話をした。
信長・秀吉・家康にうまく仕え、四国の盟主になった人物だ。
学生から、
『山内一豊の話は有名ですが、土佐に入ってからは人種差別が起こって争いが絶えなかったと言う話を聞きました』
との返答があった。
確かに、土佐には一領具足と呼ばれた長宗我部氏の旧臣が存在しており、
山内氏は 上士 と 郷士 の二重構造を作り、幕末まで続いたのは事実だ。
しかし、逆にそのお蔭で 坂本竜馬 や 武市半平太 を生み出し、
明治維新が成し遂げられたから良かったんだよって、話した。
久しぶりに透明な時間を過ごせた事を、学生に感謝したい。
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