ゲームCG分野では、今年から初の試みで、C言語プログラミング能力認定試験の
受験を行います。今回は2級、3級合わせて約90名が受験を行います。
C言語プログラミング能力認定試験とは、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する試験です。
プログラミングやSE(システムエンジニア)に有利なC言語のプログラミング能力を認定するものです。
試験のレベルは1級~3級まであり、
3級はC言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書けるレベル。
2級は基本アルゴリズムを理解し、小規模のプログラムを書けるレベル。
1級では言語処理やユーティリティなどの応用プログラムを作成でき、使用するOSについても理解しているレベル。
(2・3級は筆記試験のみ。1級は実技試験のみ)
プログラマとしての能力証明に役立つ試験です。
今まで、ゲームコースではゲーム開発中心に行ってきましたので、このような資格取得を目指すのは初となります。
問題ではC言語の歴史や、普段使わなかった関数など出題され、
この検定を勉強すことによって、今まで知らなかったことを知る良いきっかけになったと思います。
試験まであと2日となりましたが、最後まであきらめず頑張って合格してほしいと思います。
クルミのパパ
暑い夏がじわじわと近づいてきました。
実は今年の夏、鈴鹿でレースにデビューします。
「夏の鈴鹿でレース?
それって“8耐”? それとも“ポッカ”?」
まあ、夏の鈴鹿サーキットと来たら、
バイク派なら『8時間耐久』でしょうし、
クルマ派ならスーパーGTの『ポッカ1000km』でしょう。
でも、もうひとつ、定番のレースがあるのです。
その名も『シマノ鈴鹿ロードレース』。
8月最後の週末に行なわれる、自転車の祭典です。
走る道は、もちろん国際レーシングコース。
F1も走る1周5.8キロの周回路(ただし逆回り)です。
年齢や経験に応じて細かくクラス分けもされていて、
2日間で行なわれるレース数は、なんと50以上。
頂点の方は本格アスリート専用なのですが、裾野も広くて、
どんな人でも自分にあったクラスを見つけられます。
前から参加したかったこのイベント、
今年やっとエントリーすることができました。
自転車に乗り出したのは5年くらい前。
マウンテンバイクから始めたのですが、
通勤に使うようになってからだんだんロード志向になり、
今では、細いタイヤ(700×28c)のクロスバイクで走っています。
片道30分程度の通勤は毎日楽しんでいますが、
休みの日に違う道を走ると、苛立つことが少なくありません。
名古屋の道は、広いことは広いんですが、
設計者がどうも自転車という乗り物の存在に気づいていない節があって、
とても快適とは言えないのです。
「信号も無駄な凹凸もなければ自動車もいない道を、
ひたすらノンストップで走り続けたい」
そんな気持ちから、このイベントにずっと憧れていました。
ヘタレ脚の素人の初参加なので、どれに出るべきか迷いましたが、
やはりここは原点を貫こうということで、
「1時間サイクルマラソン」という種目にエントリーしました。
まあ、レース参加とはいっても目的は先述のとおりで、
競って勝利を目指すつもりは全然ありません。
それでも、最下位だけは避けたいななんて思っているんですが。
……みんながそう思ってたら、やっぱり競争になっちゃうかな?
(傭兵隊長)
マウスでなんか絵が描けない!かどうかはさておき、CGを嗜む(特に平面系)人は「ペンタブレット」が大好きです。
タブレットの上でペンを走らせれば、それが画面に表示される手描き感覚入力デバイスです。
このステキアイテム「ペンタブ」ですが、初心者にとっては周りの評判に反して「直感的ではない」のではないでしょうか。
書く場所(ペンタブ)と書かれる場所(モニタ)が離れているというのが原因のひとつだと考えられます。
それを解決してくれるのが株式会社ワコムの液晶ペンタブレットCintiq (シンティック)です。
ペンタブレットそのものに液晶画面が付いているナイスアイテムで、より「書いている感」があるため、割とすんなり使い始められるのではないでしょうか。
似たようなものにタブレットPCというものがありますが、お絵描き精度的には液晶ペンタブレットの方が良いかもしれません。
ただし、液晶のせいで10万円以上のお金が必要なので残念です。
ペンタブレットにいまいち慣れない、お金持ちではない、タブレットPCはメインにできない。
そんな方にお勧めはMVPenテクノロジーズ株式会社の MVPen(エム・ブイ・ペン)です。バインダーのように普通の紙にユニットをセットして、
専用のペンでグリグリ書くとバッチリ読み取ってくれるという代物です。
お値段も定価12,600円とお手頃。実際に紙に書いているので、アナログ派な方も安心です。
今後も、アナログ感覚派向けの入力デバイスは進化していくと思われますが、最終到達点は「念じれば書ける」デバイスなのでしょうか?
電気街のペンタブお試しコーナーで足跡を残しながら来るべき未来を想像するのでした。
(鋼鉄神@トラックパッド)
「ゲーム会社のアートディレクターという仕事」という演題で、ゲーム会社におけるアートディレクターの役割や仕事を実例を交えて説明していただきました。
指田氏が今までに関わってきた製品は非常に幅広く、様々な事例についてお話を聞く事ができました。また、ひとつの製品が出来上がるまでに綿密なデザインと調査が行われていることを具体的に解説していただけました。
全体を通してデザインの本質に迫る内容であり、CGを専攻する学生にとっては今後の糧となる講演でした。
名古屋工学院専門学校は愛知県下では唯一、(株)バンダイナムコゲームスとの教育提携を結ぶ教育機関であり、1年間を通して講演会や批評会など数多くのイベントを予定しています。実際のゲーム開発の現場から講師をお招きし、多くの技術と知識を吸収して成長していけることが名古屋工学院専門学校の特色の一つとなっています。
今年の2月ごろから始まった、スーパーヒーロー戦隊の「侍戦隊 シンケンジャー」をご存知ですか。
かれこれ秘密戦隊ゴレンジャーから数えて33作目に当たる、ヒーローものです。
所詮は子供向けだと思うかもしれませんが、その子供番組も大の大人が真剣に制作していることもあり、非常に特撮やストーリー、人間関係がよくできています。
その中でも、毎作、ヒーロースタイルへの変身が、よく考えられており、このシンケンジャーには、「ショドーフォン」と言う変身用携帯電話を使って、空中に字を描き、「一筆奏上(いっぴつそうじょう)」と変身の雄たけびをあげ、変身をします。
この「ショドーフォン」実に素晴らしい変形をします。
通常の折りたたみ式携帯電話をイメージしていただき、まず、(上下に)広げます。そして、広げた携帯電話を縦に半分に折ることで、先端から筆先となる部分が出てきて、これを使って変身となります。
最近では、すし職人らしき人物が出てきて、スシチェンジャーなる携帯電話を持ち出し、白い広げた形態を普通に半分に折り、その上に秘伝ディスクをちょっとたたみ、スシチェンジャーに乗せます。掛け声は「一貫献上!」そうです。マグロの握りに似ています。
番組を見るたびによくできているなぁ、と感心してしまうのですが、授業中に携帯電話と友達になっている学生に、「お前の携帯をショドーフォンにするぞ!」というと、あわてて片付けます。素晴らしいパワーも秘めています。
一度、知らない人は見てほしいと思っています。
追伸
6月18日にイトーヨーカードー拝島店内(東京都昭島市)のフードコートに「桃鉄食堂」1号店がオープンしたそうです。ラーメンやカレー、たこ焼きといったフードコートの定番メニューに加えて、「黒石つゆやきそば」や「あげたい」といった青森県のご当地グルメが提供されているのが特徴で、今後は青森県以外にもご当地グルメを入れ替わりで紹介していくようです。
ぜひとも、東京に行く機会があったら寄りたいと思っていますし、それ以上に、名古屋地区に桃鉄食堂がオープンしてほしいと強く願っています。
ぱんやRI
インターンシップのため、学生がゲーム会社に向かう事となりました。
インターンシップは企業にて業務を経験することを目的に行われる研修ですが、
当校のインターンシップは実際に発売されるゲームの開発に携わることが多く、
ゲームエンディングのスタッフロールに自分の名前が載ったりするチャンスがあったりします。
今回のインターンシップ先の企業には、卒業生の方がお見えで、
次週にはその卒業生の方から、開発内容の説明を学生が受ける事となっております。
つまり、教え子を研修先で引率し、教え子に紹介して、その教え子から現行の教え子が指導を受ける。
ということで文字にするとコンガラガッテしまいますが、
教員としても、学校としても嬉しい状態になっております。
実際のゲーム開発に携わるインターンシップなので、数か月と長期になりますが、
彼らが返ってきたときの成長を考えると期待が高まって仕方がないです。
VT
先日、アメリカで行われていたE3でマイクロソフトが
「Project Natal」と名付けられた新インターフェイスを発表しました。
正直言って、マイクロソフトがこれほど斬新なシステムを開発したことに驚きました。
マイクロソフトといえば、今まで他社が開発した技術をものまね(あるいは買収)して
製品を作ってきた歴史があり、独創的な技術開発はあまり目につきませんでした。
ところが、今回の「Project Natal」は、画期的なユーザインターフェースです。
近未来SF映画に出てくるような、プレイヤーの動作による入力が可能です。
ハードウェア的にはきわめて高機能なセンサーであり、
機能としてはRGBセンサー、深度センサー、マイクが一体化しています。
全身を使った入力が可能になって、今までにない画期的なゲームが生み出される可能性があります。
でも、個人的にはゲームは座って気軽にできるものの方がいいです。
(主任)
ようやく我が家にも無線LANが導入されました。
購入したのは価格.comで売れ筋ランキング1位のもの。
ショップで無線LANを物色していたら店員が「無線LANをお探しですか?」と近づいてきたので、
商品について色々と質問してあげました。
声をかけてきた営業努力は認めますが、無線LANの商品に関する知識は私のほうが上のようで、
逆に色々と教えてあげました。(以前から購入を検討していたのでネットでさんざん調べていました)
店員を返り討ちにできたので満足してしまい、つい購入してしまった次第でございます。
最近は通販で買い物をすることが多いのですが、価格.comの最安値との差が余り無かったのも購入理由のひとつです。
早速我が家にあるネットブックを接続して無線ライフを満喫しております。
次は、iPod touchゲットだぜぃ!!
まずは資金集めから・・・
追伸:
先日、子供と「アンパンマン」を見ていました。
アンパンマンの登場自分物に「マダムナン」なる人物がいます。
その時の子供との会話
子供「ナンってなに?」
私 「パンみたいな食べ物だよ」
子供「ナンってパンなの?」
私 「まあ、そんなもんだ」
子供「じゃあナンパンだね」
私 「いや、パンはつけなくて「ナン」って呼ぶんだよ」
子供「なんで?」
私 「・・・」
人にわかりやすく物事を教えるということがいかに難しいことかを考えさせられました。
私は教員としてもまだまだスキル不足のようです。
先輩の先生方を見習いながら日々勉強ですね。
ちなみに、その日の夕食は「チーズナン」がうりの店に「ナン」を食べに行きました。
子供も「ナン」が何なのか、理解したようです。
(フットサル海賊団)
2009年7月22日、種子島南部・屋久島全域・トカラ列島全域などで
皆既日食が観測されます。
国内においては46年ぶりで、
また皆既日食の継続時間が非常に長い(トカラ列島で6分25秒)ことから
今世紀最大規模ともいわれています。
日食とは、月が地球を周る過程で、
太陽と月と地球が一直線上に並び、
月が太陽を隠す現象をいいます。
今回見られる「皆既日食」では、
太陽が月によって全部隠されるため、
昼間でも薄暗くなり、皆既に近づくにつれ、
気温が10度くらい下がることもあるようです。
今回の日食では、全国で部分日食を観察することができます。
日食の欠ける深さを「食分」という数値で表します。
食分0.1とは、太陽の直径の10%まで太陽面上に月が入り込み、
太陽が欠けることを意味しています。
名古屋では11時7分55秒に、
最大食分0.793で8割近くまで太陽が欠けます。
ぜひ遭遇してみたいものです。
(三河原人)
先日「クティオ」なるツールを導入しました。IIJが開発したもので、現在はIIJmioとhi-hoから販売されています。どんなツールかというとケイタイと無線LANを融合した、モバイルルータと呼ばれる代物で、どこでもインターネットできちゃうぜ!という、出張族には最適な装置なのです。同じような装置に、どこでもWi-Fiというものもありますが、ケイタイ側がWillcomで、回線速度が遅くなりそうでしたので、やめにしました。
以前より注目はしていて、どうしようかと迷っていたのですが、家族が背中を押してくれて、ついに導入してしまいました。設定は非常に簡単で、
1)イーモバイルのCFカードの設定を行って、インターネットができることを確認します。
(先週学内で大騒ぎしてました!お出かけ先の高校でも大活躍でした)
2)クティオに差し込んで、無線LANの設定を行います。
たったこれだけでいつでもどこでも、インターネットができるようになってしまいました。まさに悪魔(?)のような装置です。
現在は、PC用として利用していますが、ちょっと先には、PSPなども接続しようかと思っています。
(禰宜氏)
nkcにはデッサン室があります。CGで自由な制作ができるように、
ここで基礎的な描写力を養います。
豊富な窓に囲まれ、適度な風と光が得られる良環境を活かし、
デッサン室ジャングル化計画!!!というのを勝手に妄想しておりマス。
少しずつ植物の数も増えつつあるので、成長期のこれからが楽しみです。
いることが、名付けて“極小庭園”!
植物をただ植えるだけではなく、
“なんちゃって盆栽”風に岩もどきや
石庭風の砂利、コケなどをレイアウト
しています。
最近はオリジナルステージをレイアウトできるゲームも人気ですね。
写真の「釣りをするおじいさん」は、雑貨屋さんで見つけました。
すべて手作りだそうで、微妙に手や首の角度が異なり、それぞれ表情豊かです。
彼はデッサン室の植物の下で、ずっと大物を狙っています。
写真の「カエル君」はじっと何かを見据え、
答えを探しているようです。
植物は生長休止期間を終え、これから
どんどん伸びてきます。
学生の皆さんも負けてられませんねぇ。
あれもこれもと忙しいと思いますが、脳科学的にも睡眠は大変重要です。
習得したテクニックも取得した知識も、睡眠中に脳内のしかるべき引き出しに収める作業
が行われ、その後使えるようになるそうです。
このことは、ワタシも日々制作活動を行っている中で大変実感するところです。
良き睡眠はよき創作活動の源となる。
かな?(ニ)
前回のブログに書きました寮対抗球技大会が13日(土)に行われました。
今回は寮生、教員を含め全体で80名が参加しました。
その結果は…やはり教員は強かった。
1位は教員、2位、3位は寮生でした。
昨年は上位を教員で埋め尽くされましたが、今年は寮生が奮闘しました。
私は、最終的に20位でした。
なかなかスペアがとれず苦戦しましたが、1ゲーム目で久しぶりのターキーを出しました。
とてもうれしく皆にハイタッチをして回りました。
学生達も久々のボウリングにワイワイとはしゃいでいました。
寮生、教員共に親睦を深めれた一日でした。
今度は自分のクラスの学生達とやりたいな。
クルミのパパ
ゲーム機やPCの中で実現されているゲームの世界は、グラフィッカーが用意したモデルやCGを、プランナーが考えた設定をもとに、プログラマーがその世界のルールを記述し実現されています。
こんな表現をすると、夢も希望もなくなってしまいますが、ゲームの世界の実情は、すべてメモリに記録された数値情報にすぎず、一生懸命頑張って取った「1UP」のアイテムも、記録された数値が+1されるだけなのです。しかし、夢と楽しさを提供するゲームじゃないと、ゲームは全く売れません。プログラマーは、数値情報を夢と希望があふれる「画面」に変換するため、プログラムで作り上げていきます。
先日、ゲームプログラムの授業で、ユーザーから見たゲームの世界とプログラマーが見るゲームの世界について、お話させていただく事がありました。
・プログラマーはプログラムとデータを通じてゲームを見ているが、ユーザーは「画面と音とパッドの振動」ぐらいしか、ゲームの世界を知る手段がない。
・人間は8割の情報を視覚に頼っているから、ゲームに重要な要素は「見た目」である。しかし、環境や雰囲気は音から提供されるから、音響は軽視してはいけない。
・ゲームの世界はユーザーの脳内で作られているから、その世界を作り上げるイメージを画面を通じて提供するプログラムを作らなければいけない。
というような内容のお話しをさせていただいたのですが、併せてこんなことも伝えました。
「ユーザーは脳内でゲームの世界を勝手に都合よく作り上げてくれる。」
変な話ですが、実際にゲームプレイ中は誰でも行っていくことで、移動するキャラクターの後ろに白い線を合成して、「シュィーーーン」の効果音を追加するだけで、DSの画面を3センチぐらい移動したキャラクターが高速移動したように感じ取ってしまいます。超美麗なCGを提供するPS3や360級のゲームにおいても、その再現された映像や音響は、再生しているテレビやモニターの性能を超える事はなく、ユーザーの脳内変換を利用していることとなります。
つまり、ゲームの世界は、プログラマーが作り上げた摂理のもと、クリエイターが作り上げたグラフィックやサウンドをユーザーが感じ取ることによって実現されています。もちろん、これは考え方の1つですが、ユーザーが感じ取る世界感を効果的に誘導するため、心理学まで利用し多くの時間とコストが費やされ、ゲームや映画は制作されているそうです。
FPSで撃たれた時は頭を振り身体をよじらせ、一生懸命に弾を避けますが、そのプレイ中の身体のひねり具合が、費やされたコストと時間に比例しているかもしれません。
追伸;
25年ほどのPCゲームは文字が主体で作られており、僅かばかりのグラフィックに「@」がモンスターで「!」がミサイルという風な感じで作られていました。それでも、十分怖さを味わいながらプレイヤーを操作してい増した。脳内変換はすごい力を持っています。