最近、ゲーム中に出てくるエフェクトなどを支える技術について
授業などを行っています。
昨日も夜な夜な授業準備をするため、GPUメーカの資料などを
チェックしていたのですが、人より少しばかりハードウェアが
気になる私にとっては、実現できるエフェクトの凄さだけでなく、
消費電力なども気になる要素で、「どんだけメシを食らうんじゃ」って、
最終的には調べていました。
結果から述べると、GPUの2大メーカの高位GPUの消費電力は
約 300 ワット (GeForce GTX 480/Radeon HD 5970)
もちろん、最大の能力を発揮したときの消費電力であるものの
ノートパソコンが5~6台動いてしまう電力量です。
もちろん、最近の設計なので、プログラミングやネットサーフィンなど
おとなしくしている時は、一般のパソコンと大差無い消費電力と
なりますが、フルスペックの時はお湯が沸きそうです。
---- でも、必要なんです。許してください。----
しかし、
いっぱい電気を使う ≒ 高性能
は、おおよそ成立しますが、
いっぱい電気を使う = 費用も増加
は、間違いなく100%成立します。
300ワットのGPUでゲームをプレイしながら
5時間寝落ちすると、約30円の電気代がかかります。
10時間ぐらい、煌びやかなゲームをすると、
60円分の電力をGPUは熱と面白さに変換します。
それを、1か月間やり続けると、
2000円近い電気代がかかる事となります。
もちろん、フルに動作させたときの単純計算ですが、
少なくとも、3分の1ぐらいは消費されるかもしれません。
ゲームセンター等で遊ぶより、十分安価な電気代ですが、
こんな記事を、家計を預かるお母様方がご覧になったら・・・
「おかあさん、凄いグラフィックのゲームを1時間、
ご子息が遊ばれると、PCは10円の電気代を消費しますよ。」
さぁ、ゲーマーの諸君、
明日からはPCの消費電力をごまかす事も
ゲーマーのスキルになるかもしれない。検討を祈る。
冬場だったら、「暖房が要らない」なんてね・・・。
VT
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