今1年生の授業でコラージュを制作しています。
コラージュを使った作風で有名な絵本作家の1人に、エリック・カールがいます。
彼の作品の中で最も知られているのは、やはり「はらぺこあおむし」でしょう。
ワタシは2004年に東京で開催された彼の展覧会で始めて原画を見ました。
画面にいろんな色と形の紙を貼ることで出来ているその作品は、
絵本と違って貼っているという行為が見て取れるので面白いです。
他の知らない作品群も原画なので高彩度で美しく、何度も往復して観て回りました。
先輩にあたるレオ・レオニもいいですね。ワタシは「どうするティリー?」が好きです。
何事にも好奇心と勇気が必要だということをこの絵本は教えてくれます。
絵本といえば、シェル・シルヴァスタインの「大きな木」も忘れてはいけません。
ちょうど湾岸戦争の最中にこの本に出会って、そのシンプルな絵と深い内容に
絵本という表現メディアの力強さを感じました。
さてさて学生さんたち、どんな作品ができるのかな~。(ニ)
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