10.24(土)と25(日)の2日間、本校の学園祭がありました。
この機会にデッサン室では、今年からグループ展を開催することにしました。
もともと学生からの要望もあったので企画することにしました。
仮設のnkc画廊を立ち上げ、作品を集めて「展示」「営業」することは、
普段作ることだけを行っている学生にとって、知らない作業の連続で大変
だったと思います。お客さんが入りやすくするにはどうすれば良いか、
安全に、見やすくリラックスして鑑賞できる空間になっているかなど、
作品を見る側の立場になって考える作業はとても大事なことです。
CGのイラストをポストカードにして販売も行いました。
作品をより多く買っていただくために必要な事は何か?
ただ売れることを願うのではなく、買う人の立場になって考えるといろんな
ことが見えてくるでしょう。また、お客さんとコミュニケーションをとれば
自分の作品について感想をいただけるということも、普段ではなかなか
できないことです。
お祭りに乗っかった展覧会の企画でしたが、普段の授業とはまた一つ異なる
方向から、"制作"というものを考えるいい機会になったのではないでしょうか。
卒業クラスの学生は、これが最初で最後の展覧会になりました。
社会人になって、今度はお客さんとして展覧会を見に来てください。
そして後輩たちへアドバイスしてくれちゃったりなんかしちゃったり
なんかしてくれると頼もしいなぁ。楽しみだなぁ。(ニ)