米ロサンゼルスで開催されているE3で、ソニー・コンピュータエンターテインメントはPSP goを発表しました。
新型PSPが発表されるとは以前から噂されていましたが、コンセプトからして、もはや別物といってもよい製品となりました。
UMBドライブを捨て、ネットでソフトのダウンロードという、明らかにiPod touch & iPhone対策といった製品です。
おそらく、今年の東京ゲームショウでのソニーブースの目玉になるでしょう。
発売日は、10月10日と勝手に予想してみます。11月1日と発表がありました。
ソフトのダウンロード販売というのは、今後間違いなくトレンドとなっていくのではないでしょうか。
ユーザからすれば、24時間いつでもどこでも購入することができ、売り切れの心配がありません。
開発元からすれば在庫の心配もなく、流通コストもかからないという両者にとって良い事づくめのように思えます。
しかし、小売店からすれば死活問題だし、中古ソフトの売買もできなくなってしまうという問題も含んでいます。
そうは言ってもiPod touch & iPhoneの成功からしてこれも時代の流れだと思います。
さて、iPod touch & iPhoneですが、職員室で話題に事欠きません。
私自身もiPod touchを購入しています。
個人的に一番魅力を感じたのは、開発環境が提供されていることです。
AppleがiPhone SDKを無償で提供したことが大きく、これにより、アプリケーションが爆発的に増加しています。
本校でも、ぜひゲームを開発してみたいと考えています。
PSP goも同様な開発環境を提供しない限り、iPod touch & iPhoneに携帯型ゲーム機の座を奪われてしまう可能性が高いように思えます。
残念ながら、今のソニーでは、それをやることはないでしょう・・・
(主任)