「食欲の秋」・「読書の秋」・「天高く馬肥ゆる秋」・「灯火親しむ秋」
など、秋にちなんだ言葉は多い。
空が高く澄み渡り、快適でしのぎ易い秋の気候を表した言葉であり、勉強にはもってこいの季節だ。
後期から、ゲーム制作にも数学の知識が必要になってきた。
当然、前期の授業で説明しているので、解っていると思い、
「ベクトルの回転」、「内積で当り判定」、「外積でどちら側判定」 ・・・
などなどの話をする。 しかし、行き詰って進めなくなる。
よくよく聞いてみると、ベクトルの基本である 「ベクトルの引き算」 が解っていない。
ベクトルには、加算・減算・乗算(内外積) があり、概ね 加算の理解は早い。
ベクトル同士を合わせれば、大きさも 方向も 自然につながるので納得できるのだろう。
だが、ベクトルの基本は 『減算』 である。
加算と同様に、減算だから 「引くだけ」 と考えて、安易に取り組む傾向がみられるのが敗因の理由なのだろうか。 だから、内外積を用いた 「当り判定」 や 「法線ベクトル」 が解らない。
「ゼミ」 を用いてもう一度、ベクトルの基礎から勉強させようかと思案している。
アクションゲームであれば、自キャラの移動から始まって、3Dの地面の凹凸まで制御しなくてはならない。 ベクトルを知ったうえで、やることが沢山ありすぎる。
しかし、まだ間に合う。互いに、頑張ろう! 「学問の秋」だ!!
(善)
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