今日、数学の授業で「外積」の話をした。
話しながら、ふと頭をよぎった。
なぜ高校では、「内積」 までなんだろうと?
ゲームプログラムでの外積は、「交線」 や 「法線」 などで重宝するのに。
特に、3Dゲーム の DirectX では、「D3DXVec3Cross関数」 や 「D3DXVec3Dot関数」
として定常化している。
きっと、黒板に立体的な画像の座標が描きずらいからなのだろうと、一人合点している。
実際、空間にある物体の座標を2次元に描くには、相当苦労する。
特に、黒板だと全体が見えないので、余計に描きずらい。
実感するところでもある。
人間も、簡単に 「射影変換」 して 3次元 を 2次元 に押しつぶせるといいのだが・・・。
ちなみに来週1回抜けるので、次の課題を考えておいて欲しい。
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【課題】
四面体(三角錐) の体積が、次のように 外積 と 内積 で求められるとき、
4点 P(1,1,1)、A(1,-2,3)、B(-1,2,3)、C(1,2,-3)
の四面体の体積を求めなさい。
V=(a×b)・c/6 ←「a,b,c」 はベクトル、「×」 は外積、「・」
は内積
[ヒント]
● 四面体 = 底面 × 高さ /3
● 底面 = 平行四辺形 /2
(善)
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