私のベストRPGである「メタルマックス」シリーズが17年の沈黙をやぶり、2010年の夏にやってきます。
通常のRPGは、キャラクタと装備を成長させていくわけですが、メタルマックスシリーズはそれだけでなく、扱う「戦車」の砲身やエンジンを換装・改造し成長させていく、まるで、アーマードコアやフロントミッションシリーズのような、カスタマイズ好きにはたまらない内容となっています。
カスタマイズはミサイルランチャや大砲の交換は当然のこと、車内アクセサリやクラクションまでできるしだい。攻撃を受けると装甲板がはじけとび、各パーツが少しずつ壊れていくスリル感が、たまらないのです。
実際、RPGとしても十分面白いのですが、モンスターを倒し、その賞金でカスタマイズし、また倒すの無限ループな楽しさが待っています。また、PRG内のパーティーも特徴があり、普通は「戦士・僧侶・魔法使い」などですが、メタルマックスのパティーは「戦車・戦車・戦車・犬」等になっています。
「犬」です。戦車が砲弾を発射するなかで、犬はシッポからレーザー光線を出して攻撃するって感じなのです。たまりません。
また、ゲームの骨子には環境問題や哲学的な問いけも含まれており、プレイしながら、考えさせられる内容です。
--- そのメタルマックスが、僕の手元に返ってきます ---
Drミンチに蘇生され、ドラム缶を押し続け、海の悩みを聞き、戦車に装甲板を張り付ける生活がまた、やってきます。軽快なBGMの中、エンジンをカスタマイズしなければいけないのです。ポチの毛並みのパラメータを上げるために、餌を買い与えなければ、いけないのです!
17年前は、今より、いや、実際に若く。私を夢中にさせ、睡眠時間を奪い取っていった戦車たちが、愛しくて愛しくて、たまりませんでした。しかし、17年の時間は私の体力を低下させており、このゲームを楽しむには、相当の覚悟が必要になっています。
カスタマイズする費用を集めるため、モンスターを倒さなければイケない生活がやってきます。
寝落ちした私を、妻はDrミンチの蘇生術のように、優しく起こしてくれるのでしょうか。
メタルマックスファン以外には、よく解らない内容でスイマセン。
VT
公式:http://metalmax.info/intro.html