生まれが戦前直後のお年寄りに『現代は如何に?』と尋ねてみる。
「豊かにはなったが・・・」 と言葉を濁らす。
確かに物があふれ、生活は豊かになったが、精神まで豊かになっていない気がする。
児童虐待・育児放棄・自殺者急増など、それを裏付ける事実が多い。
書家の相田みつを氏の作品に、次のようなものがある。
「自分の後ろ姿は
自分じゃ見えねんだなぁ」
他人の欠点は見え易いが、自分の欠点は認めたがらない。
自分を理解してくれないと不満がつのる。
見ようとして見えないのが人間だと悟り、本当の自分に出会えれば、心が安らかになるのに・・・。
「花はただ咲く、ただひたすらに。
ただになれない人間のわたし」
仏教義の一つで、身心を乱し悩ませ、知恵をさまたげる心の働きを
「ぼんのう(肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着など)」 と言う。
人間、ただ咲く花に見習いたいものだ。(善)
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